1888年(明治21年)
1888年(明治21年)に沼津の地で伝道師・栗原素行によって開始された宣教の業は形となって実り、1907年(明治40年)発行の『沼津町全図』によれば現在の上本通り沿いに「聖公會」の名称を見ることができます。これこそ、1901年に献堂された「沼津聖公会」の足跡で、当教会にとって最初の聖堂でした。この聖堂新築により、教会の名称を「沼津聖約翰教會」(ぬまづせいよはねきょうかい)に変更したと考えられています。 残念ながら、1913(大正2)年1月にこの聖堂は1度目の大火によって焼失してしまいました。しかし、同年10月には2代目となる聖堂を献堂しています。しかし、その2代目聖堂も1926(大正15)年に沼津大火災によって焼失してしまいました。